エアフィルタについて


この度、GANADORでエアフィルタを発売するにあたり、今回の「コラム」ではマフラー関連の話から少しそれまして、エアフィルタの基本的なお話をしてみたいと思います。

(1)エアフィルタとは?
エンジンが動いている時の空気の流れを簡単に追ってみますと、空気取り入れ口(エアインテーク)からはいり、エンジン内を通過し、マフラーから排気されます。
このとき、空気がエンジン内に取り込まれるわけですが、外気をそのまま取り入れますと、空気中のゴミや砂埃などがそのまま入ってしまい、エンジンに悪影響を与えてしまいます。 そのため、みなさんがお乗りになられている自動車のエンジンには、必ず空気取り入れ口にエアフィルタが取り付けられています。 目的はもちろん、空気の濾過。
メーカーや車種によりその形はさまざまで、丸いのや四角いのや、大きかったり、小さかったり、千差万別です。 でも目的は空気の濾過です。エンジン内にゴミや砂などが入らないよう、ここで空気をきれいにしてクリーンな空気をエンジンに供給するのがエアフィルタの役目です。

(2)純正のエアフィルタの特徴
純正で装着されているエアフィルタの場合、ノーマルで使用している場合では特に問題はありません。(純正ですので、その状態が基本ですから当たり前といえば当たり前なのですが。) また、メンテナンスを考えてなるべく長時間使用できるように設計されています。
ただ、純正故にパーツの共通化のため、同レベルの排気量の車には共通のフィルタが使用されたりします。

(3)チューニングした車での問題点
チューニングされた車の場合、エンジンの能力はアップしています。 今エンジンのレスポンスが向上するチューニングをしたとします。このエンジンをフルスロットルで加速します。
このときエンジンに供給される空気の流れ方に注目しますと、チューニング前に比べ、必要とされる空気の流量の増加量は明らかに急激になります。 ここでもし、本来必要とされる空気の量がエンジンに供給されなかったらどうなるでしょう。
本来のエンジンの持つ性能が発揮されないばかりか、コンピュータの設定によっては空燃費が狂ってしまうこともあり得ます。

(4)エアフィルタのチューニング
そこで、エアフィルタのチューニングが必要になってきます。 そもそも、エアフィルタがあると、そこを空気が通過するときに抵抗が発生します。 これが悪さしてレスポンスの悪化や、場合によっては空燃費の誤差を発生させます。
そのため極端な場合、レース専用車などではエアフィルタを取り付けないこともあります。 また、空気の流れに注目しますと、エンジンの吸入工程ではシリンダより負圧が発生して大量の空気が流れ込みますが、その他の工程では負圧は発生しませんので空気の流れは脈動となります。
脈動するということは、周波数成分がありますので流路の長さによっては共振現象も発生します。 これを積極的に応用しているレースカーもあります。 これらのチューニングは非日常的な手段であり、耐久性やコストを考えるとストリートカーで応用するのは難しいでしょう。 では、ストリートカーでのチューニングはどうするか?

(5)エアフィルタチューニングの効果
エンジンを中心に考えますと、エアフィルタは空気(吸気)の入り口であり、マフラーは空気(排気)の出口になります。
空気の流れは入り口から出口までスムースに流れてくれるのが理想です。 仮にマフラーの抵抗が下がり、レスポンスが向上した場合、エアフィルタに流れる空気も同様にレスポンスの向上が必要になります。
もし、レスポンスの悪いエアフィルタを用いていると、性能が発揮されないであろうことは、みなさんも想像出来ると思います。
先ほど述べたように、純正エアフィルタでは部品の共通化のため、おおよその排気量でフィルタのサイズが選ばれている場合がままあります。
このような場合、少しのチューニングをしただけで吸入効率はエンジンの性能に追いつけなくなる可能性があります。 せっかくエンジンの性能が上がったのに、そのポテンシャルが引き出せないのはたいへんもったいない話です。
そのため、エアフィルタのレスポンスを向上させることにより、そのエンジンの持つポテンシャルを最大限に引き出そう、という考えがストリートでのエアフィルタチューニングです。
言い方を変えますと、エアフィルタの交換だけでそのエンジンの持つ性能を引き出すことが可能である、ということです。

(6)GANADOR エアフィルタの特性
チューニングの難しさはバランスにあります。 バランスの崩れた状態では性能が発揮されないばかりでなく、かえって乗りにくくなることさえあります。
そこでGANADORでは、個々の車種においてGANADORマフラーを取り付けた場合に合わせ、最適な吸入効率となるようエアフィルタを開発いたしました。
このGANADORエアフィルタは、もちろん純正と同じサイズで作られておりますので、そのまま装着が可能です
もちろん、各車種専用に開発されていますので、GANADORマフラーとの相性もぴったりです。
もし、みなさんの車にGANADORマフラーが装着されておりましたら、GANADORエアフィルターを是非お試し下さい。 バランスのとれたエンジンの状態がいかにすばらしいかをを体感出来るでしょう。

 今回は、GANADORエアフィルタ発売に当たり、エアフィルタの簡単な知識をお届けいたしました。  すべてのチューニングは、バランスが基本です。 エンジンの空気の入り口から出口までバランスを考えたチューニング、GANADORはまた一歩、理想に近づきました。

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